RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
映画「燃ゆるとき」は企業人に観て欲しい
「燃ゆるとき」は最近では珍しい企業物(こういうジャンルが今はないのかもしれない)の映画だ。ある食料品メーカーのアメリカ進出と現地工場の労務問題にゆれる企業のあり方を説いている。

主演・中井貴一さんをはじめ鹿賀丈史さん、長谷川初範さん、伊武雅刀さんといった顔ぶれもそれぞれ企業人らしい立ち振る舞いをうまく演じている。いつもはソフトな役が多い長谷川さんがやや強引な営業マンの役をしているあたりが意外かも。

この映画はやはり企業人に観ていただきたい。特に毎日を仕事に追われている人と「ああ、もうやめようかな」なんて悩んでいる人。
そういう人がこの映画を観たら一服の清涼剤になるに違いない。が、残念ながら3週間限定ロードショーということで3月3日で終わってしまう。

大会社へと変貌しつつもアメリカ進出に辛酸をなめたあとの津川雅彦さん扮する本社・社長が鹿賀さん扮する現地社長に向かって言う台詞がまぶしい。
「我々はどんな時でも創業時の気持ちを忘れないでいような。」

これだけ情報が次々に流れう時代にあって人の心を思いやる環境と体制を持つ企業が日本にどれだけあるだろうか。そうした社会へのこの映画はアンチテーゼだろう。一昔前は世界で日本の社会人のことをエコノミック・アニマルとさげすんで
どうしてそこまでして働くんだと嘆いていた。そうした背景を映画界では森重久弥さんの社長シリーズや植木等さんのサラリーマンシリーズで軽妙なコメディにしていたが、今はそうしたお笑いでは飛ばせないような日本が停滞期にはいっているということもこの映画を観て感じ取れる気がする。

最近は起業ブームといわれ、独立の本がたくさんでている。会社法も今年の5月から改正される。選択の範地が広がったのはいいことだと思うが、今一度会社人としての見方を説いてみたくなった。

この映画を観て「踊る大捜査線 ザ・ムービー2」のラスト近くの青島刑事の台詞が妙によみがえってきた。車で逃げる犯人たちを必死で追う青島を見て立ち止まり、「俺たちは組織に撓られていないから計画は自由だ。組織なんかくそ食らえ。」というと青島は晴れ晴れしい顔でこういう。「組織もいいもんだぞ。」と。

その背景には確かな思いで結ばれた人間関係があった。「燃ゆるとき」も会社だからこそ生まれるひずみと人間関係の温かさを見直す映画といえそうだ。
author:funstyle, category:映画, 15:08
comments(0), trackbacks(0), pookmark
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 15:08
-, -, pookmark
Comment









Trackback
url: http://funstyle.jugem.jp/trackback/146